宗教的死と医学的死 のバックアップ(No.2)


1.医学的死

  • 生物学的な「死」は、非常にあいまいなものなのでここでは無視する
  • 医学的な「死」は、日常生活を送るうえで非常に重要不可欠なものなので、法律的に明確な定義がある。
    • 現代医学では生存を維持・回復できず、24時間以内に不可逆的に生物学的死に向かっていると医師が判断したときが「死」
    • 逆に言えば、医学的死は生物学的生であることが一般的ということになる
      • 発見されたときに既に死んでいた(生物学的死)場合などが例外としてある
      • 臓器移植は生物学的生を前提としているため、臓器移植を背景にして、明らかな生物学的生に対しても医学的死としており、ここに危険性が発生している
      • 医師に「不可逆性」の判断を委ねるということは、医学の進歩によって死の判断(定義)が変わる可能性が内包していることになる

2.宗教的死

  • 医学的死になぞらえて表現するとすれば、魂が肉体から不可逆的に離れた(戻らない)場合である。
    • 死んだら三途の川を渡ると言われるが、この三途の川を渡ったら戻ることができない(不可逆)ので宗教的死となる
      死んだ人がすべて三途の川を渡るとは限らないので、これが定義にはならない
    • 魂が肉体から抜け出ても、また戻ることができるので、抜け出たこと自体で「死」とは言えない
      肉体と魂は霊子線で繋がっているが、これが切れると戻れなくなる(不可逆)ので、霊子線が切れたときが宗教的死といえる
      • 臓器移植等で、肉体が分離したときは、霊子線や魂も分離するので、片方の霊子線だけが切れることもあり、宗教的死についても難しいケースがある

3.霊子線の切断

  • 幽体離脱をして天国や地獄へ行ったという話もあるようなので、天国や地獄へ行ったからと言って、死んだことにはならない。
    (霊子線が切れているとは限らない)
  • 臓器移植のように肉体が切断され、肉体の一部のみが生存を続ける場合は、魂の一部の霊子線も同様に存在を続け、レシピエント(臓器受容者)は二重人格者となる
    • レシピエントの魂が移植臓器の魂を受け入れない場合は、拒絶反応を起こし受入拒否反応を示す場合がある
    • レシピエントの魂が移植臓器の魂を受け入れた場合は、互いに共存し、次第に一つの魂として同化していき一本の霊子線に統合される

4. 霊子線と地縛霊

  • 霊子線は魂と肉体を繋ぐものであり、魂があの世に逝ったり、肉体がなくなると切れてしまうことになる。
  • 霊子線が切れるケースにはいくつかある。
  1. 魂が人生の終了を認識し、極楽へ直行した場合
  2. 魂が生前悪事の限りを尽くし、地獄へ直行した場合
  3. 魂が死を実感し、三途の川を渡った場合
  4. 肉体が生物学的死によりなくなった場合
  • 魂に関係なく、生物学的死によって霊子線が切れた場合は、天国にも地上界にもいない状態になり、これを地縛霊という。
    • 三途の川には当然、両岸(彼岸:あの世側と此岸:この世側)がある

5. 死の自覚

  • 魂が肉体から抜けても霊体からは抜けないので、自身の死を肉体から抜けたという自覚がなく、自身の死を認識するのは必ずしも簡単ではない。
  • 一般の魂が死を自覚するのは、自らの死体や葬儀などの地上界の状況から判断することになる。
    • 無宗教など宗教的背景がなくあの世の概念すら持てない人や、葬儀すら行ってもらえない人の場合、死を自覚できず地縛霊として長期間存在することが多々ある
 
(2024.8.5)