無我と空 のバックアップ(No.1)


1. 無我について考える

  • 無我には、三つの側面がある。
    • 「我」は魂そのものなので、それ以外の我(のもの)は何もない
      (本当の「我」ではない)
    • 「我」は神仏と一体なので、固有の「我」はない
    • 魂は動的なものなので、静的に見ようとすると魂(我)は無くなる
  • 「無我」といっても、魂は無いと言っているわけではない。

2.「我」は何もない

  • 「我(のもの)」は、あの世に還ったら魂以外はすべてなくなる。
    • 地位や財産、友人、家族、家など、すべての属性や所有の意味はなくなる
    • 持っていた財産などすべて、あの世に持って還れるものは何も無い
  • あの世にもって還れないものに執着していても意味はない
    • 魂以外のすべてのものは、この世限りのものなので、執着していてはいけない
    • 自分の命を粗末にすることは許されないが、命に執着するのもいけない

3.固有の「我」はない

  • 魂は階層構造をなしていて、それぞれの魂は単独で存在しているのではなく、上位の魂を経由して繋がっている。
    • 家族も他人も魂は上部で繋がっており、誰に対しても、隣人愛や慈愛をもって接する必要がある
  • 我々は神仏の魂の一部であり、このことを実感し、一体化しようとすることが信仰である。
    • どうしても神仏と遊離してしまう己の魂を少しでも神仏に近づけようとすることが信仰である
    • 魂を向上させるには、自力行と他力行の両輪が必要である
      • 自力行: 修行によって魂を向上させる
      • 他力行: 信仰によって神仏と一体化させることによって魂を向上させる

4.「空」について

  • 色即是空
    • この世のものはすべて、あの世へ行くとなくなるものであり、すべて虚である
      • この世のものに執着しても、虚しいだけである
  • 空即是色
    • 物事はすべて移り変わるものであり、変化しないものはない
      • 魂以外のものは虚であり、魂も変化する
        進化すれば変化し、進化を怠れば退化(変化)し、いずれにしても変化する
      • 変化しないものがあるとすれば、実在界のことわり(理)ぐらいである
        実在界のことわりも、創造主の念いによって変化するかもしれない

5.静的なものに真実はない

  • 空とは、静的なものに真実はないということである。
    • 悟りや幸福、愛など、すべてのものは動的(現在進行形)なものである
      • 悟りの境地に達した、幸福になった、誰よりも愛するようになったなど、完了形で語ることは虚である
        これを知ったら、悟ったことになるというものはない
        このような環境になったら、幸せになるというものはない
        愛しているというのは、現在進行形のものである
  • 魂も動的なものであり、静的に捉えようとすれば、「無」でしかない
    • 魂は、何らかのミッション(影響)を伴うものであり、ただ立ち止まることはできない


関連:魂の構造


(2025.11.8)