宗教とは のバックアップ(No.1)


1.仏法僧

  • 宗教を定義づけたり、限定したりする意図はないが、宗教のあり方を考えてみる。
    • 宗教は仏法僧(三宝)から成り立ち、仏法僧で成り立っていないものは宗教とは言えない
  • 仏とは神仏のことだが、ここでは崇拝の対象である本尊を指す。
  • 法とは、ここでは教祖の教えである教義を指す。
  • 僧とは宗教組織のことだが、ここでは聖職者集団を指す。

2.本尊

  • 宗教は信仰を前提としており、信仰とは信じて仰ぎ見るものであり、その対象が必須となる。
  • 本尊とは、本来、尊いものということであり、神仏を指すのが一般的だが、教義などのこともある。
  • 神仏の表現としては、神仏を表す偶像や絵画であったり、言葉としての念仏であったりする。
  • 教義の表現としても、絵画であったり、象徴的な言葉であったりする。
    • 教義を本尊としたとしても、神仏を無視したり否定をするようなものは狭義の宗教とは言えない

3.教義

  • 宗教は、人を幸せにしようとするものだから、その方法を教える教義は必須となる。
  • 道徳も人のあり方を示すものだが、道徳との決定的な違いは、あの世を主眼に置いているところだ。
    • この世で幸せに過ごすことも大切だが、宗教の第1の目的は死んで地獄へ行かず、天国へ行くことである
  • 教義の形態としては、必ずしも経典である必要はなく、作法や歌など、合目的であれば手法は問わない。

4. 聖職者集団

  • 一人宗教や少数での宗教もあるのかもしれないが、狭義の宗教としてはそれなりの大きさの信者数が必要となる。
    • それなりの信者集団というのは、その宗教を拡大・維持するための専門部隊を保持するレベルの集団である
    • 拡大・維持する専門部隊には、一般組織同様の組織維持の専門部隊も必要だが、その他、教義の普及・維持を行う専門部隊(聖職者)が必要である
  • 教義の普及・維持を行う聖職者が組織の中心であるべきであり、これがおろそかになり組織維持の専門部隊に重きが置かれるようになって主客転倒してくると邪教に陥る懸念が発生する。
    • 聖職者自身が修行を怠ったり、教義の普及・維持を疎かにして、自身の地位保全や組織維持を優先するようになっても、邪教化の懸念が発生する

5.宗教の善悪

  • 「本尊」
    • 本尊は、天国を目指すための道標であり、この本尊そのものが地獄霊であった場合は、最初から方向を間違えていることになる
      • 本尊は一般的に、天国霊か地獄霊なので、方向を間違えると180度狂ってくる
  • 「教義」
    • 教義も本尊同様、天国または地獄を向いているが、仮に、創設当初は天国向きの教義だったとしても、時代の経過とともに形骸化したり、伝承がずれてきて下降してくる可能性がある
  • 「聖職者集団」
    • 聖職者といえども、この世を生きている人間であり、組織の一員である
      この世で生きることを優先しすぎたり、組織維持に執着しすぎることによって、教義から逸脱したり、教義を曲解したりしてしまう懸念がある


(2024.7.14)